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相模原市の騒音まとめ。つらい騒音、解決できるかも?

騒音が原因で近隣住民同士のトラブルに発展する例が見られるように、都市部に住んでいる人の多くが騒音の問題に悩んでいるようです。
相模原市ではどうでしょうか?騒音問題を解決するための対策についてまとめました。

騒音って?騒音の定義

騒音にはどのようなものがあるのでしょうか?騒音の定義とはどんなものなのでしょうか?騒音問題を解決するためには、まず騒音について知っておくことが大切です。

日常の騒音にはどのようなものがあるのか?

騒音を一言で表すと「不快な音」です。何を不快とするかは人それぞれなので、単に「何デシベル以上」といった数値で表せるものではなく主観的な側面が大きいといえるでしょう。
例えば音楽が好きな人にとって、ロックコンサートの大音響に包まれることは心地よい体験でしょう。逆に音量は小さくとも、アパートの隣の住人が立てる音が不快に聞こえることはあります。
一般的な騒音の種類として、工場・事業所などの騒音、建設作業騒音、自動車による騒音、鉄道騒音、航空機騒音、生活騒音などが挙げられます。

相模原市特有の騒音

相模原市は厚木海軍飛行場を擁する大和市とアメリカ陸軍の基地であるキャンプ座間を擁する座間市に隣接しています。それぞれの施設から発着する飛行機やヘリコプターの騒音は相模原市にも届き、市民を悩ませています。市では問題の解決に向けてさまざまな取り組みを行い、神奈川県や各施設周辺市とともに国や米軍に対し騒音軽減の要請を行ってきました。
厚木飛行場については2006年に日米両政府の合意の下、主な騒音の原因となる部隊の一部を岩国基地に移駐させることを決定。2018年には移駐が完了しました。
キャンプ座間についても米軍ヘリコプターの住宅地上空での飛行禁止や代替訓練施設の提供を要請するなど、騒音問題の解決に向けて国と米軍に強く働きかけています。

飛行場周辺の騒音の度合い

米海軍空母ミッドウェイが横須賀を母港とすることになったのが1973年。それに合わせてミッドウェイに搭載される飛行機の基地として厚木基地が使用されるようになりました。
1982年からは飛行機訓練の中でも特にクレームの出やすい夜間離着陸訓練が、厚木飛行場で行われるようになりました。特に戦闘機により発せられる騒音は極めて大きく、住宅地に囲まれた基地での訓練ということもあり周辺住民からの抗議が殺到。大和市や綾瀬市、藤沢市などの一部地域では、国からの補助金により二重窓を取り付けるなどの住宅防音工事が行われるなどの対応がとられています。

騒音の対策方法

普段騒音に悩まされている市民も少なくないでしょう。個人で解決を図ろうとした時、どのような対応ができるのでしょうか?解決策をピックアップしてみました。

引っ越しを検討

最も有効で根本的な解決法は引っ越すことです。特に借家に住んでいる人は引っ越しによる騒音問題の解決を視野に入れておくのがおすすめです。引っ越し代や新たな住まいの契約など経費がかかりますが、現住所に住み続ける場合の精神的な損失とも比較して検討すると良いでしょう。引っ越し先で同じ問題に悩まされることのないよう、場所を十分吟味することが大切です。

防音工事

一口に防音工事といっても方法はさまざまです。騒音の種類によって有効な対策法が異なるので、リフォーム事業者に相談して検討するようにしましょう。
主な施工方法には次のようなものがあります。

  • 遮音
    遮音とは空気の振動を跳ね返すことで音を伝えにくくすることです。遮音材として遮音シートや石膏ボードなどが使用されます。
  • 吸音
    柔らかな素材でできた吸音材により空気の振動を吸収し、音を伝えにくくするのが吸音です。吸音材として、グラスウール、発砲ウレタンなどが挙げられます。
  • 防振
    防振とは振動を吸収することで音の伝達を少なくすることです。防振材としてゴム、フェルトなどが使われます。
  • 制振
    制振とは振動そのものを減らすことで音が発生するのを抑えることです。制振材としてゴムや鉛のシートなどが挙げられます。

 

住宅防音工事の助成を受けられる場合

 

国の補助制度により居住者の負担金0円で住宅防音工事ができるケースがあります。
航空機騒音により居住者が受ける精神的苦痛を軽減することを目的とした制度です。自衛隊や在日米軍の飛行場周辺、空港周辺、幹線道路周辺に住んでいる人が対象となる場合があります。

 

厚木飛行場による住宅防音工事対象地域

 

厚木飛行場周辺地域も助成制度による住宅防音工事対象エリアとなっています。相模原市の一部がそれに該当しています。助成制度による防音工事については相模原市のホームページでも紹介されているので確認しましょう。

相模原市の助成制度による防音工事対象エリア

 

住宅防音工事助成の手続き

 

住宅防音工事助成の手続きは次の通りです。工事業者が手続きをサポートしてくれるケースもあるので相談してみましょう。

  • 「住宅防音事業助成金交付申込書」を南関東防衛局から取得します。
  • 申込書類を提出します。
  • 南関東防衛局へ「住宅防音事業助成金交付申込書」を提出します。
  • 国による現地調査・助成金の内定通知を受けた後、助成金交付申込書を提出します。
  • 南関東防衛局へ「住宅防音事業助成金交付申込書」を提出します。

 

悪質な業者には気を付けよう!

防音工事業者のすべてが優良業者とは限りません。中には悪質な業者もいるので注意が必要です。
助成金でできる防音工事には国の定めた基準があり、それを超える工事には助成金は出ません。「どんな工事も助成金でできますよ」などと言って、防音とは関係のない床の張り替えなどを勧められたケースも報告されています。助成制度による防音工事では、国や県や市などが業者を指定することはありません。自己責任で業者を選ばなければならないので、助成制度や防音工事の概要をよく理解しておくことが大切です。

相模原市の騒音のまとめ

米軍の飛行機やヘリコプターなどが発する騒音に悩んでいる方々が快適な生活を取り戻せるよう、助成制度などをうまく活用することを検討しましょう。

 

参考記事一覧

相模原市

騒音・振動|相模原市 (city.sagamihara.kanagawa.jp)

過去の航空機騒音苦情統計・騒音計測定統計|相模原市 (city.sagamihara.kanagawa.jp)

航空機騒音 厚木基地|相模原市 (city.sagamihara.kanagawa.jp)

ヘリコプター騒音 キャンプ座間・相模総合補給廠|相模原市 (city.sagamihara.kanagawa.jp)

 

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